PyCon JP 2017のブース出展の反省点
09/08〜09/09に早稲田大学の西早稲田キャンパスで行われた「PyCon JP 2017」にスポンサーブースとして参加したので反省点を書いていこうと思います。
hololensを展示したことについての反省点
弊社が清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってしまったhololens、こいつを使わない手はないとhololensありきでイベント準備を進めましたが・・・結果的にはpyconのような手狭で時間も短いイベントでは使うべきではないという話になります。
(※hololens自体は神がかりガジェットですが何事も用途があります)
1.ユーザーに操作をさせるのは大変
正直言って始めてhololens掛ける人に操作説明するのはとても大変でした。
2日目からは3秒経ったらアクションを開始するように修正しました。
2.一回の体験に時間が掛かる
pyconの忙しいスケジュールを縫ってブースに訪れた人たちにhololens掛けてもらうのは貴重な時間を奪うことになります。
3.何をやってる会社か伝わらない
弊社はDjangoを中心としたwebの請負みたいな仕事をやっている会社なのですが、hololens+unityなんて展示物を出してしまったがために、何しにpyconに来てるのかよく分からない謎の会社になってしまったように思われてしまったのかも知れません。
一応、unityからDjango RestFrameworkで作ったレストフルなwebapiを呼んでるところがだったのですが、伝わりにくくなってしまいました。
ちなみに弊社は事業としてunityなどを扱ったことはありません。
自社サービスもなく、基本なんでも作るのでお仕事くださいってスタンスなので見せられる製品がないコンプレックスの裏返しでみんなが驚くモノを作ろうと熱意が暴走した結果でもあります。
偶然弊社ブースにお越し頂いて偶然上手くいったMR体験出来た方はおめでとうございます。
うまく見えなかった方には申し訳ございません。きちんとした体験会に行けば素晴らしい体験ができます!弊社の力不足です。
ブース出展よりもやるべき事があるのかも
弊社はこんなことできますよ〜ってアピールするならやっぱり講演するLTするなどでプログラミングやインフラの知識をきちんとアピールすることが大事なのかも知れません。
本来はそれを見せるためにDjango製のアプリを出していましたが、 hololensという飛び道具に飛びついた結果失敗してしまったように感じます。
ブースにいると講演を聞き逃す
ブースにいて話込んでいるとつい時間を忘れて自分が聴こうと思っていた講演を聞き逃してしまいます(自分はそれで二つ聞き逃しました)
エンジニア兼ブース担当兼営業的な動きというフルスタックな動きには限界を感じました。
良いことも言っておかないと辛い
とりあえず、hololensだしてた変な会社ということで認知が頂ければ弊社としてはいいのかなぁと思ったり思わなかったり
後は反省点は多くとも結構な熱量をpyconに注ぐことができたので来年リトライする機会に恵まれたらもっとシンプルで驚きのある物を作りたいなぁと
0から1へ、というラブライブ!サンシャイン!!のテーマを旨に来年のpyconではもう少し色々自己顕示欲を形にできればなぁと思います。