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アンヘルシープログラマーの備忘録

PLANETS CLUB第4回定例会に行ってきました

2018/06/01に渋谷のキャンプファイヤーで開催された定例会の感想まとめです。

 

 

そもそもPLANETSって?

PLANETSとは評論家の宇野常寛さんが主宰するコミュニティで平日のメルマガ配信やニコニコ生放送などを行っています。(月額864円)

http://wakusei2nd.com/

 

PLANETS CLUBって?

同じく宇野常寛さんが主宰するコミュニティで入会すると会員向けのFBグループに招待されます。

会員向けの定例会やその他突発でイベント等も開催されております。
宇野さんを中心に感度の高い人が集まるコミュニティは学ぶものが多そうなので僕も加入しております(月額4980円)

僕個人としては今のツイッターのダメ文化がどうしても耐えられないし何とかしたいと思ってもいましたが特に何も出来ることがない中でなんとかする力がありそうな人に協力したいと思い、こちらに加入しておりました。

 

camp-fire.jp

 

定例会の内容について

今日の定例会はその宇野常寛さんが書かれた、母性のディストピアの導入部分の解説会となりました。

 

定例会の内容

母性のディストピアが書かれるまでの話しと第一章の解説になりました。
その辺りはメインコンテンツのはずですが僕の整理が追っつかないので省略で・・・

本のコンセプトについての説明がありました。

  • 戦後アニメーションの決定版を書く(宮崎はともかく富野、押井論がない)
  • アニメ論を書くことで現代という時代への回答にしたい(サブカルについて考えることが活動や思想の指針になっている)

政治と文学のねじれ、小林秀雄見田宗介の問題の接続の辺りはちょっと僕の理解が追いついていないので省略・・・ 

懇親会

懇親会では5〜6人程度で入場に渡された紙に書かれた番号のテーブルについて座談会。
やはりアニメから入っている人が多く話していて面白かったです。

また途中席替えもあったので、このへんの懇親会のやり方はIT系のイベントでも参考にしたいなと思いました。

また各テーブルに必ず宇野さんが訪れて話をしてくれるのでおーこれがあの宇野常寛さんかーとドキドキしていました。

 

特に2回目に宇野さんが隣に来た際には宇野さんの腕が自分の体に当たっていたのでドッキドッキでした。(ドルオタ3日目みたいな感想)*1

 

ちなみに、ネカフェで泊まるのでオススメの漫画として宇野さんから幕張という漫画をオススメされたのですが、泊まったネカフェにはその漫画はありませんでした。

 

面白かったところ 

・30代後半という働き盛りの時期に価値のある仕事をした

宇野さんのこの発言から個人的にも30代半ばにさしかかりつつあるので考えさせられる一言だった。(果たして自分が今から6年掛けて価値のある仕事が出来るのだろうか?)

・今のインターネットはTVワイドショーにそっくりだからだめ

→全くその通りで、日大のアメフト部の元監督やコーチなどに石を投げて喜んでる今のツイッター文化はTVでやってること言ってることと全く同じだと感じた(宇野さんが繰り返し言っていることでもありますが)

 

・正しく引きこもろうとすると都合の良い情報だけを見せるだけのアーキテクチャが発展してしまう

(イノセンスの)バトーのように守護天使(素子)の存在だけを信じながら自己完結できるかという問いかけ、正しく引きこもるには情報量が少ないこと実際にはインターネットには素子がいないので難しい。
逆に狭い世界に捕らわれることで都合の良い情報だけを見せるだけのアーキテクチャが発展してしまう。

 

ここの都合の良い情報だけを見せるアーキテクチャーとしてインターネットが発展しているという部分が個人的に面白かった。

確かに今、ツイッターでは気に入った人だけをフォローできるので、自分が良いと思う情報が優先的に流れてくるし、youtubeでもレコメンド機能のおかげで自分のyoutubeにはいきなり演歌が流れてくることもない。

 

趣味の世界は良いと思いましたが、政治的な部分(ざっくり言うと産経新聞や保守速報がリツイートで廻ってきたりリツイートしているような人なんかは、野菜を食べない子供にこの子は肉が大好きだから肉だけを与え続けるアーキテクチャなんかは偏った人間になる遠因とも思う)

その意味で、産経ばかり読んでる人には突然赤旗をレコメンドするようなアーキテクチャがあってもいいのかなと思った。*2 

今後について

地方民なので20時開始というかなり良心的な開始時間でも、開毎回参加は厳しい部分がありますが、金曜日開催などいけそうなところではなるべく参加しようと思った。(今回も新幹線の中でテザリングで仕事しながらの移動になってしまった)

また懇親会であった人たちも結構面白かったので、例えばLT(ライトニングトーク)タイムなど他の参加者による定例会テーマに沿った発表時間みたいなのがあっても面白いのかなと思った。(IT系の勉強会によくある)

 また、地方で開催されるオフ会というのもタイミング合えば行ってみたいなと思った。

 やはり、コミュニティというのは一度は参加して実際に話してみる必要あるよなーって思いました。

 

*1:そもそも自分はアイドルさんとチェキを撮る際もどうしても接触が怖いので適当に距離感をもてるチェキを依頼することが多く、握手も自分から求めないという高い童貞力を持っています。そんな感じなので握手なしでも個人的にはまぁいいのですが、別れ際に握手のために手を伸ばしてくれるアイドルさん(某十束さん)は天使だなと思ってます。

*2:産経と赤旗は比喩です