オープンハードカンファレンスでVRと現実をつなげようとした話
先週行われたオープンハードカンファレンスで展示したギーラボオールスターズ「伝説の剣」に関する振り返りです。
オープンハードカンファレンス自体に関する詳細はこちら
オープンハードカンファレンス2017 Nagano – OSHWC
要するにものづくりで交流しましょう!を趣旨に活動されていて、電子工作がメインですが、それ以外でもなんでもありというものです。
オープンハードカンファレンス 2017 Naganoの全体的な振り返りはこちらをご参照ください
「劇場版!!ギーラボ伝説の剣」~ギーラボオールスター集結~
○やりたかったこと
・ハード系のイベントだけど会場提供のギークラボ長野からも何かを出典したかった
・ギーラボが持つoculusとhololensを使って何か現実の物質を動かしたかった
・VR空間と現実の空間を繋げたかった
○課題
・oculusやhololensとカードリーダーを繋げただけでは、楽しめる人の数が限られる。また13歳未満の子供が楽しめない
→映像はモニターに出力、Oculusを使う人は大人から一人選出の方針
○結果できあがったもの
概要はこんな感じですが、順を追ってみてみましょう
まず、現実の空間に宝箱を置きます。
手前の謎の箱が宝箱です、奥にはラズパイとカードリーダーが置かれています。
まずは精霊を助けるためにVR空間にいきましょう!
1.VR空間
VRアプリの作成はVizardというあんまり有名ではないpythonでVRコンテンツを開発できるアプリを使いました。
単に僕がこれのお仕事を少しやったことがあるのでさくっと作れるというのが理由です。
VR空間の中ではそれぞれの絵画の中に精霊たちが閉じ込められているのでそれを助けてあげます。
ボールをぶつけて救出します!
ボールがぶつかるとサーバーに解除したよって情報をpostしてあげます。
気をつけたことは、前後左右への移動があるとVR酔をするので、自分は周囲を見回す以上の動きはできず、狙いを定めて左クリックでボールを投げるという動作のみにした点でしょうか。
マウスも無線タイプのものを使えば、自分は立ったままマウスだけを持ってぐるぐる回れますしね。
2.サーバー
サーバーは僕は作っていないのですがDjango+DjangoRestFrameWorkでさくっと作っていただきました。
デプロイもheroku+postgresDBを使えば一定の制限付きで無料なのでそれを使いました。
3.ラズパイ+カードリーダー
ここも全然わからないので、弊社の分かるものに作ってもらいました。
カードリーダーにNFC付きのカードタッチしてサーバーにpostするだけです。
4.カード
こんな感じのカードをデザインしました。
これをNFCのカードに貼り付けるだけです。
5.戦闘画面
unity分からない僕が泣きながら二週間で作りました。
画面は水のカードをタッチするとこんな風に泡が出てきて宝箱に攻撃します。
演出は稚拙でも音楽さえつければその場は乗り切れます。
6.戦闘+Pepper
戦闘中にPepperのカードを使うとその場にいるpepperも攻撃アクションを取るように作っていただきました。
超電磁スピンで攻撃します。
7.戦闘終了~宝箱の解錠
戦闘が終わると伝説の剣が画面にでてくるので、会場にも伝説の剣を持ってきます(人力)
そして宝箱の前で伝説の剣を振るうと!!!
宝箱が解錠され、開けると中からお宝がざっくざっく!!
この辺はMESHを使いました。
剣に取り付けた「動きタグ」が動くと、GPIOタグが通電してモーターを回し、鍵に非掛かった棒を外します。
そして、宝箱を開けると明るさセンサーに反応して宝箱の中に入れたスマホから「ごまだれ~」の音楽を流すという仕掛けです。
MESHは驚くほどかんたんに操作やアプリづくりができるので本物の電子工作マンからすると物足りないかもしれませんが、web屋からするとこんな簡単にアプリが作れるのはすごいと思います。
お高いですけど。。。
○振り返り
本来の構想ではHololensから宝箱の解錠をするつもりだったのですが、結局間に合わず。
VR部分と宝箱の解錠部分が実は全然つながってないという本来やりたかったことが実際にはできませんでした。
hololensはせっかく物質空間が見えるものですので、MR×物質世界というのが今後と続けていきたいテーマかなと思います。
当日は色々トラブルも有りましたが、どうであれ来場してくれた人を楽しませることができたならそれでいいかなと思います!
VRやMRをうまく物質世界と繋げてギーラボでしか体験できないみんなが楽しめるアトラクションづくりを続けていきたいと思います!
未来ずら〜! hololens体験会 in長野 の振り返り
㋃8日にギークラボ長野で行われたhololens体験会の反省点と振り返りになります。
○イベントの概要
時間:13時~17時で随時
参加人数:connpass上で16人(うち二人はスタッフ)
hololensの台数:2台(うち一台はダメdeath.py (@nakajidamedeath) の私物)
MixedRealityやhololensの概要の説明はせずに、とにかく装着してもらって体験することを中心に実施しました。
いや、単に用意するのが面倒なだけでしたが
○会場の雰囲気
とにかく画面をスクリーンに映しておけばいいでしょぐらいの感覚でhololensの画面をモニターに出力、あとは床を広く取れるように机をどけて広いスペースを確保しました。
結果的にはもっと広いスペース用意しておけばよかったかなぁと思います。
がまぁこれでも結構楽しんでいただけたかなと思います。
不特定多数の人が装着するので一応こういうものを用意して内側のバンド部分だけ何度か拭くようにしました。
反省点①
用意したアプリの数が少なかった。
hologramを置くアプリ、holotours、サソリみたいなのと戦う最初から入ってるゲームやhologiraffe等を体験してもらいましたが、事前にもっと面白いアプリを見つけて入れておけばよかったのかなとも思います。
基本的に英語のアプリばっかりなのでholotoursとかやっても英語分からないし飽きてしまいますよね。
hologiraffeなんかはその点、アプリ自体すぐに終わるし天井に穴が開く面白いシーンも見れますし、体験にはとても向いているような気がしました。
反省点②
待ち時間が長くなってしまう。
13時~17時の間でばらばらとお越しくださいとしましたが、結果的にはばらばらと来てくれたのでよかったのですが、一度に来ていたら結構みんな退屈してしまったような気がします(今回もあまり触れない方とかがいました)
体験会の応募をするときは例えば一時間単位で4人とかにした方がいいのかなと思います。
実際には長野みたいなところで2台もhololensがあって体験会ができる環境というのは地方としては結構恵まれているのと思うのですが、それでもやはり待ち時間ができてしまうのはよくないですね。
反省点③
スタッフが疲れる
基本的にはair-tapとブルームだけ教えて後は慣れながらやったくださいという感じのマンツーマンだったので、スタッフはずっと立ちながら体験者の相手をし続けなければいけません。
大変でした、、疲れました。。。
休憩時間を用意する、初心者用のチュートリアル資料を用意するなど事前準備が必要かなと思います。
反省点④
シェアリング機能を準備するべきだった。
せっかくhololensが二台もあるのだからシェアリング機能を使って驚きの体験!!
させたかったなぁ・・
反省点⑤
電池が切れた!
一台は単に充電が不十分でした。普通に使っても3時間ぐらい持つので100%充電しておけば途中充電という悲劇にはならないと思います。
充電はしっかりやりましょう!
反省点⑥
一人当たりの体験時間を決めていなかった。
割と適当にやってもらったので不公平感があったかもしれません。。
とはいえ、参加者の皆さんがその辺の気遣いができる方でしたのでよかったです
反省点⑦
上手く動かせない人がいた。
エアタップ慣れるまで難しいですよね。。。
基本操作のコツはどっかに資料化してほしいなぁと思うばかり。
良かった点
・スタッフが一台に一人ずつ貼り付けた点
これは大事です。上手く操作できない人のためにも必ず張り付きましょう
・スクリーンに画面を出しておくと体験していない人でも楽しめる
でも、なぜかholotoursは画面がでませんでした。。音は聞こえてくるのに。。何故でしょう。。
・少人数体験会は地方ならではのメリット
これは地方ならではだと思います。
東京で自由参加の体験やったら結構な列になったり一人5分とかになってしまうんじゃないでしょうか?
その気になれば30分でも体験できるのは地方ならではかなと思います。
ちなみにですが、誰もイベントタイトルに突っ込んでくれませんでした😢
みんなラブライブ!サンシャイン!!みてないのかなぁ・・・
hololensに関しては個人的にはどんどん推していきたいところなので、hololensの地方コミュニティといえば長野といわれるぐらいの感じで行きたいな!と思います!!
ちなみにですがギークラボ長野は平日は基本的に9時~18時ぐらいは空いているのでふらっとお越しいただければhololensもoculusRift(DK2)もPepperも体験できますのでぜひお越しください!
また4月22日に開催予定のオープンハードカンファレンス2017 Nagano – OSHWC
でもhololensアプリを展示する予定です!よろしくお願いします!
Tokyo HoloLens ミートアップ vol.2 参加記録
hololensのイベントに行ってきたのでその感想記事です。
例によってアジャイルなブログを目指しているので内容はちょくちょく更新が入ります。
「HoloLens エバンジェリスト養成講座 その1」HoloLens アプリ開発の勘どころ
高橋 忍さん(日本マイクロソフト株式会社)
hololensアプリを開発する上での意識するべき点がまとめられていました。
(が、資料は見つからず。。)
〇hololensアプリの3タイプ
・ARタイプ(環境拡張型)
現実世界のコンテンツに沿ったオブジェクトの配置が必要
エレベーターメンテナンスの例(作業スペースが増える)
イメージとしてはこちら
・MRタイプ(環境融合型)
現実世界を認識筒実物を仮想要素に置き換えるもの
→壁や床の情報を認識する
現実が主役、穴を開ける、現実にテクスチャを貼る
・VRタイプ(仮想環境型)
holotourのようなやつですね、ほとんどVR感があるアプリです
誰が、何を、目的、対象を考えよう
〇ホログラムをどこに置くのか
1.25m〜5m 置く場所
1m〜 操作に適した距離
2Dのメニューは2mぐらいのところに置こう!(スタートメニュー等)
〇ホログラムをどのように置くのか
ワールドロック:机の上とかに固定すること
ディスプレイロック:ディスプレイに常に固定する←やらないほうが良い
ボディロック:体や頭に紐付いて少し贈れて動く、(スタートメニュー等)
〇ポリゴンとパフォーマンス
ポリゴン数は減らそう!
hololensはあくまでもモバイルデバイス!
大きいものは遠くに、
ホログラフィックをよりリアルに見せるには?
重力加速度に応じた動きをするとリアルに見える
HoloLensであんなことできたらいいなを実現するUnityアセット達(ゆーじ @yuujii さん)
ライブコーディングをしながらいくつかお役立ちのアセットを紹介していただきました。
Krabl Mesh Processors
ポリゴン数を削減用
Hologram Shader Pack Pro
3DCGをスケルトン状態にできるみたいです
Vuforia
実物から3Dモデリングを起こしてくれるみたいです(別途色々必要)
Unityで始めるHoloLensアプリ開発(仮)
能代 和哉(のしぷ@noshipu)さん(株式会社 ViRD)
いくつか開発に役立つ話を事例を基にお話しいただきました
holotoolkit-unityを使おうぜ!
→絶賛更新中で破壊的な変更がどんどん入るので注意!
Demoを実行しよう
Academyをやろう
〇開発事例の詳細
ENGLISH BIRD SELECTが言えないユーザーのための発音トレーニング
キャラクターを小さくする
小さいと可愛い
視線誘導は使わない(鳥が多すぎて画面が煩雑になるため)
ホロジラフ
★プレイエリアの確保
3Dプリンタ転送召喚を使う
プレイヤーの視線をコントロールする
開発tips
リモートでは動いたmonoがビルドすると動かない
→権限関係
AssetStoreは要確認
TextToSpeechでログをしゃべらせると便利
VRSamplesを使うとUtniy でのアプリの作り方が分かる
↓メモだけ残ってるけど何を現しているのかよく分からない単語
Object Pool
UIFade
スライダー系
MakeBoxを使うと簡単にunity用の3Dモデリングが作れる
UWPって何?HoloLens上で動くアプリができることできないこと
津隈 和樹さん(日本マイクロソフト株式会社)
結局UWPがなんなのか分かりませんでしたのでメモも体系的ではない適当なものになります。
とはいえ、ストアアプリへのリリース関係など気になるところがきけて良かったです。
ストアを見てアプリにホログラフィックとついていればそれはhololens対応
デスクトップアプリとUWPの違い
Universal
Windows
Platform
Identityの中にタイトルやパブリッシャーの情報が含まれている
アプリ内課金をローカルで試すことができる
日本からhololensアプリはまだほとんどでていない!
2000円でアカウントは一生!
appsになるのがUWP(.exeじゃないよ!)
appcontainerってレベルで動く(exeとは違うよ!)
アプリケーションの置き場はアプリケーションの内部に置く?
マニフェクチャで機能の解除ができる
ピクチャーROLLはあんまり使わない
UWPは一つのアプリしか起動出来ないので勝手に終わる可能性がある
Sharing Deep Dive
sharing機能についてのお話しです。
空間アンカーは共有座標系の認識が大変
Sharingを甘く見るな!!ということです。
サンプルやればできるんでしょと思っていたので、正直これをやるときは腰を据えてやらないとだめそうですね
まとめ
色々なお話しが聴けたので長野唯一のホロレンジャー(自称)としてはこの手のtipsを活かせるように開発どんどんしていかないとな!!って思いました
python勉強会 in 長野#1の内容振り返り
お待たせしました、やっと本編のまとめ記事です。
オープニング「StartPythonClubとギークラボ長野の関わり」 ダメdeath.py (@nakajidamedeath)
ギーラボの紹介とかです。(当ブログの執筆者です)
講演②「長野で語るStapyのビジョン」Takeshi Akutsu (@akucchan_world)
元々オープンソースカルチャーが好きというのが原点にあるので、説得力もありますし、阿久津さんの熱意やがんばりを聴くと自分も何か頑張らなきゃ行けないと感じますし、モチベ向上に繋がります!
何よりも毎月欠かさず勉強会を開催し続ける継続力には頭が下がります。
講演②「もうpythonを始めるしかない」辻真吾 (@tsjshg)
http://www.tsjshg.info/Stapy_Nagano_Tsuji.pdf
pythonが世界的潮流になっているから今から勉強するならpythonだぜ!という話です。pythonの良い点が多数上げられています。
環境構築についてですが、辻さんはデータ解析系ということでanacondaを進めてますが、個人的にはweb系をやりたいときはvirtualenvなどの仮想環境でデータ解析系が前出のanacondaなのかなぁと勝手に思ったりしてます。
もちろん最初はとにかく動かすのが大事なのであれこれ迷わずにどれか一つの方法を決めてanacondaで始めるのも全然ありです。
「DjangoでさくっとWeb アプリケーション開発をする話」中澤祐一 (@y_nakazawa1220)
実はDjango自体さくっとしていない・・というのは置いておいて、初心者のweb系の方はだいたいbottleやFlaskがお勧めされていますが、実際に運用するようなもの、本番がある物に関してはDjangoで作るのが結果的には早くなると思ってます。
もちろんDjangoのプロジェクトを作るとたくさんのファイルができてしまい、初心者はそこで嫌になってしまうので勉強目的でのDjangoはお勧めしません。
最終的にデータベースとの接続やセッション管理などをほとんど裏側を気にすることなく使えるDjangoは実戦においては必要になってくると思うので、やってみたい方はこのスライドを参考にしてみてはどうでしょうか!
またこのスライドは実際にクラウドにupするところまで乗っていますので、本番開始までこれで行うことができます!
「ディープラーニングハンズオンを準備して学んだこと」Kiyoshi SATOH (@stealthinu)
ディープラーニングの数十年分の歴史を辿りつつ、パーセプトロンではこう、その解決としてのバックプロパゲーションではこう、色々あって今のディープラーニング(ニューラルネットワーク)ではこう、という考え方とその限界、そこから生み出された新しい手法を理解しつつ必然的にCNNになったということが分かるような仕組みでハンズオンを行ったことが分かります。
環境構築に関する話などもあるので、今後ディープラーニング系のハンズオンを行う方は、是非参考になさってみて下さい!
ここでもこのハンズオンを行った原動力が佐藤さん自身の大学生時代の経験によるところが大きいそうでこういう個人の自我に基づく発表というものは熱意の伝わりやすさが段違いだなぁと感じました。
LT①「オープンハードカンファレンスの紹介」 chinoppy (@chinoppy0727)
みんなきてね!
LT②「とあるプログラミング初心者の学習記録」sizumida
なんと中学一年生でDjangoアプリを作っているというエリート少年!のLT
アプリを作ってお金を稼いでNintendoSwitchを欲しいという動機も分かりやすくていいのですが、自分が中学生のころにお金を稼いでゲーム機買おうって発想はなかったなぁ・・今回のイベントで一番注目を集めたプレゼンだったんじゃないでしょうか!
LT③ 「PythonでつくるSlack Bot」 Akira Nonaka (@anonaka)
Twilio的なサービスを展開されている会社のようでなんと、このためだけにはるばる横浜からお越しいただきました!
最年少LTの後に最年長LTとなって、python界隈の年齢層の広さを感じました。
まとめ)
阿久津さんや佐藤さんの話を聞き、何かをするきっかけは、オープンソースコミュニティが好きだったり、学生時代の疑問を解決したいという思いだったり、やはり技術を習得するということには、モチベやきっかけが重要だと感じました。
自分にとって今のところ新しいプログラミングスキルを修得する理由がお賃金の上昇ぐらいしかなく、何かに熱中したり人間性を捧げて行きたいなと改めて感じました。
東京にあって長野にないもの、それはきっと同業者同士の刺激の有無だろうし、それが足りないから地方は衰退していくんじゃないのかとも思います。
刺激を求めて東京に出ていくのもいいと思いますが、どうしても都会では生きていけない人もいますし、地方で生きていかざるを得ない人たちもいます。
ギークラボ長野はそんな都会嗜好だけど地方で暮らしたい人にちょっと都会の刺激に近い何かを与えられる場所としてなっていければいいなーと思いました。
ということで、pythonに限らず地方のIT産業が発展するといいですね!
python勉強会 in 長野#1の運営振り返り、当日編
python勉強会の振り返り記事です。
今回は当日の動きについて書いていこうと思います。
前回の準備編はこちらになります。
1)準備編で書き漏らしたこと
〇ネームプレートを用意した。
せっかく色々な人が集まる場なので、懇親会では全力でコミュニケーションが取れるようにネームプレートを用意することにしました。
以下のサービスで参加者のネームプレートが作成出来ます。
こちらですが、役に立ったのか立たなかったのか正直よく分かりません。
ただ、あのTwitterアイコン人はこの人なのか!!というきっかけにはなりました。
理想的には私はこんなことに詳しいですとか、こんな立場ですみたいなのが可視化出来れば会話のきっかけになっていいんじゃないかなぁと思います。(とはいえちいさなネームプレートにそれを全部書くのは不可能に思えます)
みんなでhololensを付けて、ネームプレートにQRコードを付ければどんな人物か分かるとかあると良いですよね、みんなhololens買いましょう
2)当日の反省点
・オープニングの準備はしていたのにクロージングのセリフとかを全く考えてませんでした。
・一人の講演が終わった後に質問ありますか、では終わりですみたいな感じでテンポが悪かった。
→一人一人の発表が終わったらホスト側として自分も立ち上がってコメントしたりするなどホストとしての役目がもっとあったなぁと思ってしまいます。
・受付は2人いたほうが良い
40人近くのイベントで集金がある場合受付は2人いたほうが良いです。並びます。
焦らせてしまいます。
イベント開始後もまだ来ない人がいた時、受付の人は外で待ってなきゃいけないので、できれば話を聞かなくてもいい非エンジニアの人が理想ですね。
・雑務を頼める人がいないとだめ
当日は色々起きます。写真を撮る人、案内の貼り出し、これが足りない、Twitterにも書き込んでイベントを盛り上げる人、バリスタの水が終わった等々雑務力が必要になります。
その際にはやはり非営利人件費0で運営しているギークラボ長野としては、動かしやすい若者が多く参加してくれると非常に助かります。
年を取ってもう新しい技術を学ぶことを諦めた人が何かに自分にできることを探して雑
務のために参加してもいいんですけどね
・お菓子は配ろう
会社にある謎のお菓子を今回イベント用に提供したのですが食いつきは悪かったです。
会場が狭いというのもありましたが、もっと配布しても良かったように思います。
また、バリスタは休憩時間中大混雑だったので、先に紙コップで注いで置いて配布するなどの工夫があっても良かったかも知れません。
まぁ運営スタッフが少ないので難しいですけどね
・時間の見積もりが甘かった
当初はLT希望も少ないし、時間的にも余裕があるからと言うことで、時間設定を割と適当にやっていたのですが、結果的にはかなり押してしまい、自分が用意したLTをスキップするハメになりました。
スキップしたのが自分のLTだったので全然OKなんですが、これが違う人だったら大変でした。。講演時間の設定はきちんとしないとダメですね。
・LTを1人飛ばしたことを伝え忘れていた
LT参加者には事前に何番目か伝えてあったのですが、当日自分の順番を飛ばしたことを伝え忘れてしまい、次は貴方です、と突然伝えることになってしまいました。すみません。直前までLT準備しているような方でなくてよかったです。
・会場の空気をホットにするのは大変
自分のようにふにゃふにゃした人間は実に締まりが悪く、話をしていても、どうも話の終わらせ方、次への移行の仕方、要は参加者の心のつかみ方がが上手くいかなかったように思います。これはまぁ今後の課題と言うことで。。。
とりあえず、運営的目線はここまでということで次回でやっと内容について入っていこうと思います。
3)当日のトラブルについて
当日はトラブルが重なって講演者の方が遅刻するという事件が起きました!
結果的にはその方の登壇時間には間に合ったので良かったのですが、例えば来られなくなってしまった時に備えて時間調整用のLT資料みたいなのを隠し持っておくのはありかもしれません。
何事もコンテンジェンシープランは必要ですね。。。
スタッフへのねぎらい)
これが一番必要なことだと思います。ギークラボ長野のように日本システム技研が運営する形を取りながら、人件費0で運営する組織の場合、どうしても「社員の自発的なイベント参加」という圧力がかかってしまいます。
休日にある種のボランティア的な活動を強いるような活動は本来おかしいと思ってますし、ある種の会社からの同調圧力をかけつつ、実は体制側の人間が雑務をすることに非協力的というのは実はかなり問題だと思ってますが、ここでこれ以上話すのはqawsedrftgyhujikoなのでやめておきます。
せめてもの報酬としては、余ったお金、お酒、お菓子の分配が必要だと思っています。
またその際にイベント主催した人(今回の場合自分)はなるべくおこぼれに預からないようにしました。
(今回のpython勉強会では2000円弱の余りがでたので車をだしてくれた人、受付や片付けなどで残ってくれた人達で分配し、残った酒や菓子を分配するというお目こぼしを行いました。)
実を言うと勉強会に出ることは勉強ではないと思っています。
そこで得たこと、話をして聞いた知識を実践して始めて勉強会にでた意味は出てくると思ってます。
だから興味がないイベントに人数合わせや雑務のために参加を強いることは、その人の時間を奪う殺人的行為だと思っています。
本当であればこういう個人の犠牲に寄らないイベント実施が理想なんですが、それはギークラボ長野の今後の課題かなと思います。
まとめ)
・Itイベントの運営(無報酬非営利)がやることとして心がけることは、とにかく当日の手間を減らすこと!
・雑務を振れるスタッフを何人か用意すること
・手伝ってくれたスタッフには少なくても直接的な利益を分配しよう
この2点に尽きるのかなと思ってます。
逆に言うとこの2点が満たせない場合は、懇親会を開催しないなどの思い切りが必要に思えます。
ITイベントの運営で疲れることは、本来のエンジニアの業務ではないのですから。。
深夜テンションでやべーこと書いちゃったけどこのまま公開しちゃいます(はーと
3月20日unityの勉強メモ
4月に開催されるオープンハードカンファレンスで披露するアトラクションに向けてunityの勉強をしているのでそのメモです。
体系化とか整理とか正しいとか間違ってるとかじゃないです。
初心者なので理論はありません、経験的なもので書きます。
僕のメモです。
○とりあえず火を飛ばしたいimportしたStanderdAssetからwildfireを選択
それを適当なCubeかなんかにつけると、そのcubeの移動に合わせて火も移動する。
○オブジェクトに取り付けた.csにこんな書き方をすると移動し続ける
this.transform.position += new Vector3(0, 0, 0.1f);
床の上に置いたはずのロボットにRigibodyのコンポーネントを追加すると下に床があっても落ちてしまう。
BoxColliderをそのロボットに追加したらなぜか落ちなくなった。
まぁいいか
このBoxColliderっていうのであたり判定しているみたいなのでそれのサイズを大きくしてやることであたり判定も大きくなる模様
火の演出について
firebollを投げて相手に当たったら爆発というのを作りたいのですが
標準アセットのWildFireというのを使ってそれをSphereオブジェクトに取り付けて、Sphereオブジェクトを動かしてみたところ、なんかSphereオブジェクトが分身し続けて一気にメモリー不足に陥って固まる。
なんだかよくわからないけどこれ使わない方が正解なんじゃ・・・
うーん、なんかほかにもいろいろ不安定になるし、unityはプログラミングを学ぶというよりはunityを覚える感じなので、とりあえず触り続けていきたい
python勉強会 in 長野#1の運営振り返り、準備編
先日(2017/3/18)に長野で開催されたみんなのPython勉強会 in 長野 #1の振り返りレポートです
※納品のないブログを目指しているので写真等は後で追加します(単にカメラを会社に置いてきたから入れられないだけです)
開催前の不安要素
1)人数が集まるのか?
・東京では平日夜に100人以上の集客を見せるStartPythonClubですが、長野でそんなに集まるのか?(わざわざ東京からお越しいただて10人とかだったらどうしようという心配)
そもそも東京の人口が1000万人、長野県の人口が200万人(長野市に限ると38万、周辺を入れても40万人!)
1000万人VS40万人というとんでもない人口格差があります。
ただし、長野市は実は地政学的にはかなり有利な地で信州大学の工学部と長野高専があるため、地方としてはITイベント開催の需要がある土地ではないでしょうか?
実際に当日は学生枠で工学部の方と高専の方に来ていただいた上に、なんと中学生でDjangoをやっているという方にまで親子連れの方にまで来ていただきました!
告知に関してはツイッターだけでなく社内やFBや関係各所にイベント通知をしてもらい、当日には38名という集客をたたき出し、逆にこれ以上人が来たらもう入る場所がないという逆に困った事態となってしまいました。
反省点
・今まで応募人数は適当に書いてましたが、いっぱい来そうなときは参加人数をきちんと絞ることも大事
・会場が窮屈で休憩時間の移動等が少し大変そうだった→会場を変える以外の根本的解決は難しいかな・・・
・ハンガーとか用意できればよかったかも
良かったこと
・FBなどのSNSや社内メール、知った人に口頭でイベント紹介するなどの工夫で人は結構集まる!
2)長野側からも講演者を出したい
東京からお越しいただいた二名にお話しいただくのは当然として、長野側からも講演できればいいなぁと思っていました。
弊社はDjangoしかやっていないため、社内で探すと全員Djangoの話になってしまうため、多様性に欠ける。
けどまぁ、一人は弊社よりDjangoの話で決まり
もう一人ですが、ギークラボ長野でディープラーニングハンズオン準備会を開催していたさとうきよしさんに依頼することで結果解決しました。
もちろんディープラーニング全部の話は無理なので、ハンズオン準備会を実施して得た知見の話を中心にしていただくことでなるべく負担にならないように配慮しました。
結果的にはかなりの分量のスライドを作っていただいて本当にありがたかったです。
長野みたいなオワッテル田舎にも人材がいることが改めて分かったようでちょっと嬉しいです。またweb系の話と機械学習系の話というのも結果的にバランスがよかったように思えます。
3)LT枠が埋まるの?
こちらも応募がなかったらどうしようという不安で一杯でまずは自分で一枠埋めて、後は次のイベントの告知で2枠となりました。
とりあえず最低限の形にしたところで、なんと中学生Djangoエンジニアの方と、普段横浜にお住まいの方よりLT希望があり、結果的に埋まることに成功しました!
最後にLTしていただいた野中さんはなんと横浜からお越しいただきました!
また、LTで会社の製品の宣伝をすることで、交通費を出るという事情もあったようでそういう需要もあるんだなと感じました。
反省点
・時間数をあまり考えていなかったので、適当に枠を用意したけど時間が押していたのでこれ以上LT希望があったら危なかった
良かった点
・なんだかんだでLTは集まる!
4)ビアバッシュの準備
懇親会にも30名という結構な規模の参加者が集まりました。
ビアバッシュでは以下の二点を重要視しました。
・みんなに飲食が行きわたること
・なるべく運営スタッフに手間がかからないこと
ピザだと楽ですがはっきり言ってコスパ面が辛すぎる面があります。
割引キャンペーン中の寿司やオードブル・仕出し弁当など色々検討しましたが、種類が増えるにつれてスタッフの手間も増大するため結果的にはピザで攻めましたが、今回は試験的に冷凍食品を導入してみました。
冷凍ピラフですと700Wで1/2袋で6分程度、基本電子レンジに放置してたまに取りに行けばいいので結構いいかなと思いました。
→結果的には食事が結構余ったため冷凍食品の効果測定はできませんでいた。二袋余りました。
ビアバッシュもある程度になるとみんな話に夢中になるので飲食に関しては少しでいいのかもしれません。
なお、筆者は1500円の会費で酒が飲めておなかを満たすためにカロリー計算までしていましたが今思うと無駄なことでした。。
反省点
・会社にある使える在庫の数を確認しておかなかった。→結果酒が10本以上と菓子はほぼ手つかずで残ってしまった。
・会費はもっと下げれたが1500→1200円とかなので徴収がちょっと面倒かも
・試験導入された冷凍食品の余りは次回何らかの形で使おうと思います。
良かった点
・ピザ注文に精通した社員が弊社にいたため彼の力でそれなりにピザを集めることができた
・前日にお酒とお菓子とつまみの買い出しを済ませておいたので、当日にスタックオーバーフローにならずに済んだ。
→なるべく前日までにタスク消化することで安心面が増します。冷蔵庫がある会場なら前日準備はマストです!
・バリスタ無料開放は結構好評だったかも!